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ご返信までお時間をいただく場合がありますことをご了承ください。 小原 里美

satomiobara@live.jp

発売日 2020年9月12日

著者・小原里美

発行・編集・日本文芸社

1,600円+税

メディア掲載 フレッシュアイ/ダ・ヴィンチニュース/All About NEWS/ジョルダンニュース!/現代ビジネス/読売新聞オンライン/STRAIGHT PRESS/ニコニコニュース/産経ニュース/Infoseek/@DIME/iza/とれまがニュース/BtoBプラットフォーム/PRESIDENT Online/ウレぴあ総研/東洋経済オンライン/時事ドットコム/BEST TIMES/おたくま経済新聞/朝日新聞デジタル&M/エキサイトニュース/NewsCafe/SEOTOOLS/財経新聞/マピオンニュース/BIGLOBEニュース/ORICON NEWS/JBpress/@niftyビジネス /TVガイド/デジタルカメラマガジン/anemone/CAPA/キヤノン 写真新世紀 等


森山大道の記録

◇撮影者・小原里美は、路上で撮影中の写真家はもちろんのこと、写真展の展示搬入作業、打ち合わせ、トークイベント等、さまざまなシーンの森山大道に密着し、国内外を問わず2008年から撮影してきた。その総撮影スチールは7、854枚、総収録動画時間4時間58分46秒(2019年5月時点)に及ぶ。さらに「+1」として、森山が講師を務め、撮影者が学生として在籍していた東京ビジュアルアーツの授業も記録した1年も併せて掲載予定(1995年4月から1年間撮影)。

イギリス・ロンドンの「テート・モダン」で開催されたウイリアム・クラインとの2人展、東京都写真美術館、夕張美術館、札幌宮の森美術館、国立国際美術館、などなど、美術館やギャラリーの関係者しか見ることのできない、貴重なバックヤードの森山を記録。

さらに、70年代から交流のある写真家の石内都や山内道雄とのトークイベントの内容や、故・中居裕恭との対話など、テキストも併載したい。

◇被写体:森山大道(もりやまだいどう)。写真家。1938年、大阪府池田市生まれ。グラフィックデザイナーを経て、写真家 岩宮武二、細江英公のアシスタントとなり、1964年、独立。アレ・ブレ・ボケ、ノーファインダーとラディカルな表現で写真界に大きな影響を与えた。『にっぽん劇場写真帖』(1968年)、『写真よさよなら』(1972年)など数多の作品集がある。イギリス「テート・モダン」(2012年)、大阪「国立国際美術館」(2011年)、フランス「カルティエ現代美術財団」(2003年)、アメリカ「サンフランシスコ近代美術館」(1999年〜メトロポリタン美術館など巡回)など、世界中で大規模な個展を開催。 ハッセルブラッド国際写真賞(2019年 スウェーデン)、アメリカ「国際写真センター」(ニューヨーク)Infinity Award功労賞(2012年)、ドイツ写真協会・文化功労賞(2004年)、日本写真家協会・文化功労賞(2004年)、第44回毎日芸術賞(2003年)、日本写真批評家協会新人賞(1967年)など多くの賞を受賞。

◇そのほかに登場する写真家:瀬戸正人、楢橋朝子、石内 都、ウイリアム・クライン、中居裕恭、山内道雄など(順不同)。

◇世界的に「巨匠」と呼ばれる森山大道は写真界やアート界だけにとどまらず、ファッション、音楽、芸能の世界にも幅広いファンを持ち、初期に発表した作品は半世紀以上を経た現在も、世代を超え若い各ジャンルのアーティストに大きな影響を与えている。2019年にはその功績が称えられ写真界のノーベル賞と言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞。現在、森山自身も精力的に新作を発表し続けているが、写真家は意外と自分が写る写真は少なく、これほど長期間に渡り森山の活動を記録したものは他に例がないと思われる。

写真史に名を残こす、世界中の写真家から尊敬される森山大道の活動の記録は、文化的にも貴重な財産となりえるはずである。

「各位さま。写真家、小原里美さん撮影のぼくの写真に関して、その写真の使用及び写真集の作成については、ぼく自身が全て承認と許可をしていますので、ご承知願います。

なお、小原さんは、かつてぼくが専任講師をしていた東京ビジュアルアーツのぼくのクラスの生徒であったことも、合わせてお伝えします。 森山大道 Daido 2019年2月2日」


展示・出版作品


「東京は雪」2018

発行日 2018年2月16日

著者・編集・デザイン・発行者・印刷製本・装丁  小原里美

A5変型 120ページ、写真118点。

2.000円 限定100部


INFLUENCE×Obara Satomi 2017

INFLUENCE×Obara Satomi グラフィックTシャツ

販売 SHIPS

●MEN’S NON-NO 7月号P65 僕らの“T”LIFE、はじまる 彼女がメンズTに着替えたら 馬場ふみかさん着用

●テレビ東京「おしゃべりオジサンと怒れる女」5月27日放送 坂上忍さん着用

●味の素冷凍食品CM「ギョーザ」ひっくりかえしてみてごらん篇 櫻井翔さん着用


Ahe’hee × Barok 2016

Ahe'hee × Barok グラフィックTシャツ

Barokにて販売


「SWEDEN」2013

写真集出版記念写真展Ⅱ 2013年11月11日(月)~17日(日)M2ギャラリー

トークイベント  小原里美×瀬戸正人 2013年11月15日(金)M2ギャラリー

写真集 2013年5月27日発売 B5変型 112ページ 3.600+税

発行・編集  蒼穹舎 大田通貴

デザイン  原 耕一

作品+文 掲載 2012年 カメラライフVol.12 / 2013年 アサヒカメラ11月号

作家使用カメラ+展示・写真集紹介 2013年 日本カメラ6月号

写真集紹介 2013年 COMMERCIAL PHOTO8月号 / アサヒカメラ8月号 /CAPA8月号 / 写真画報Vol.2 / 2014年 週刊金曜日1月10日号 / 写真集のつくり方 著 丹野清志  等


「SWEDEN」2013

写真集出版記念写真展Ⅰ 2013年5月27日(月)~6月9日(日)ギャラリー蒼穹舎

写真集 2013年5月27日発売 B5変型 112ページ 3.600+税

発行・編集  蒼穹舎 大田通貴

デザイン 原 耕一

作品+文 掲載 2012年 カメラライフVol.12 / 2013年 アサヒカメラ11月号

作家使用カメラ+展示・写真集紹介 2013年 日本カメラ6月号

写真集紹介 2013年 COMMERCIAL PHOTO8月号 / アサヒカメラ8月号 /CAPA8月号 / 写真画報Vol.2 / 2014年 週刊金曜日1月10日号 / 写真集のつくり方 著 丹野清志  等


写真集「SWEDEN」2013

写真集 2013年5月27日発売 B5変型 112ページ 3.600+税

発行・編集  蒼穹舎 大田通貴

デザイン 原 耕一

作品+文 掲載 2012年 カメラライフVol.12  / 2013年 アサヒカメラ11月号

作家使用カメラ+展示・写真集紹介 2013年 日本カメラ6月号

写真集紹介 2013年 COMMERCIAL PHOTO8月号 / アサヒカメラ8月号 /CAPA8月号 / 写真画報Vol.2 / 2014年 週刊金曜日1月10日号 / 写真集のつくり方 著 丹野清志       等

書店撮影協力 左から、青山ブックセンター六本木店、東京都写真美術館ナディッフ×10、代官山蔦谷書店、蒼穹舎、青山ブックセンター本店(2013年7月撮影)


「ドラゴン&フェニックス」2011

個展 2011年11月21日(月)~27日(日)プレイスM ミニギャラリー


「3・11」2011

私の父は岩手県出身です。幸い親戚は全員無事でした。震災から一か月後の2011年4月10日~13日に父と宮城県と岩手県の被災地へ行きました。

 津波の到達した所だけが無惨に破壊され、その現実の広さに驚きました。初めに訪れた仙台空港は片付けが進んでいましたが、周辺の町はまだ瓦礫の山です。強烈な磯臭さと色々な物が混ざった嫌な臭いがしていました。

おじいさんが、川沿いを棒で何か探しながら歩いていましたので、父が話し掛けると、津波が来た時の状況を語ってくれました。たんたんと語る話に耳を傾けていると、空港前のお店に勤めていた娘さんが、未だ行方不明と知りました。勤め先から避難するように言われ、車で出て行くのを職場の人が確認したのが最後、車は発見されましたが、娘さんの姿は無かったそうです。辛い話をさせてしまったと父が詫びると、「イヤ、イヤ」と首を振り、逆にこちらを気遣かいました。別れを告げ、瓦礫の道を探して歩くおじいさんの姿を小さくなるまで見ていました。娘さんが早く帰ってきますように。

 瓦礫と消毒の為にまかれた消石灰の道は果てしなく続きます。海は波も無く澄み渡り、底に沈んだ瓦礫が見えます。人が消えた町に生活音はなく、ただ海鳥の鳴き声が響いていました。

人探しを頼まれていたので、大槌町と山田町の防災対策本部へ行きました。名前と住所を伝え調べている間もひっきりなしに自衛隊員が捜索中に見つけた免許証や財布などを次から次に届けに来ていました。探している方の所在報告はなく、これ以上は調べられないと言われました。世界中の情報が簡単にわかる時代に、小さな町で住民一人を探す事が難しいと知りました。火災により町は壊滅状態。焦げた瓦礫の中で探す事は諦めました。

チャリティー展示 2011年11月13日 キラリ☆まちだ祭

撮影期間 2011年4月10~13日

撮影地 仙台空港、名取市、塩竈市、七ヶ浜、東松島市、石巻市、女川町、気仙沼市、陸前高田市、大船渡市、唐丹、釜石市、大槌町、船越、吉里吉里、山田町、宮古市、浄土ヶ浜、田老・・・

撮影時は道路も標識も破壊され、迂回して迂回しての移動でしたので撮影地が不明なものもあります。


「SWEDEN sunrise 08:44 - sunset 14:46」2011

個展 2011年7月25日(月)~8月7日(日)ギャラリー蒼穹舎

後援 スウェーデン大使館


Ahe'hee × Beetle 2010~

Ahe'hee × Beetle グラフィックTシャツ

写真集&Tシャツ紹介+インタビュー記事 2010年「日本カメラ」7月号

紹介記事 2010年「アサヒカメラ」5月号、2010年「CAPA」6月号、2010年「HugE」11月号  等


「Ahe'hee」2010

「マザーアース」への誓い。

私の耳はいいことを聞くことだけに使います。

私の目はいいことを見ることだけに使います。

私の鼻はいい空気を吸うことだけに使います。

私の口はいいことを話すことだけに使います。

私の手は万物に愛をもって触れることだけに使います。

ーAhe'heeの後書きより、ナバホ族の誓いー

個展 2010年6月14日(月)~27日(日)ギャラリー蒼穹舎

発行 写真集&フォトTシャツ  beetle 


写真集&フォトTシャツ紹介+インタビュー記事 2010年「日本カメラ」7月号

紹介記事 2010年「アサヒカメラ」5月号、2010年「CAPA」6月号、2010年「HugE」11月号  等


「モルダバイト」2009

個展 2009年10月12日(月)~18日(日)プレイスM ミニギャラリー


「SWEDEN」2009

個展 2009年6月19日(金)~6月29日(月)コニカミノルタプラザ ギャラリーA

後援 スウェーデン大使館


作家紹介記事 2009年「PHaT PHOTO」1-2月号

展示紹介+インタビュー記事 2009年「CAPA」7月号

作品掲載+インタビュー記事 2009年「PHOTO GRAPHICA」AUTUMN VOL.16


「インカローズ」2008

個展 2008年6月27日(金)~7月6日(日) ギャラリー・ニエプス


「サンダルウッド」2008

個展 2008年2月25日(月)~3月6日(木) ギャラリー蒼穹舎


「次元上昇」2007

展示 2007年6月25日(月)~7月1日(日)蒼穹舎

同時展示 「スウェーデン」プレイスM


「スウェーデン」2007

個展 2007年6月25日(月)~7月1日(日)プレイスM

同時展示 「次元上昇」蒼穹舎


「ただいま」2006

個展 2006年11月6日(月)~12日(日) プレイスM

作品掲載 2007年 岩波書店「世界」8月号


「東京は雪」2006

作品掲載 2006年「アサヒカメラ」2月号


「カーテン」2005

個展 2005年7月18(月)~24日(日) プレイスM


「ユキグニ」2004


「無題2」2004


「無題1」2004



「日本のあけぼの」2001~2004


「五目グラフ」2003


「ジャポニスム」2002

コニカ フォト・プレミオ 24人の新しい写真家登場 FOTO PREMIO 入選作品

個展 2002年9月19日(木)~9月30日(月) コニカプラザ ギャラリーA

作品掲載 2002年「アサヒカメラ」10月号


「天然色集」2001

写真新世紀 第24回 佳作受賞作品 写真新世紀2001年度奨励賞受賞作品

:荒木経惟

荒木「ブック自体はとてもおもしろいと思うけど、グラフィック的な要素が強すぎましたね。」

                                   写真新世紀 Vol.16  2001 Dec. より


「ジャポニスム」2001

写真新世紀 第23回 佳作受賞作品 写真新世紀2001年度奨励賞受賞作品

:南条史生

南条「これエグイんですよね、なかなか。60年代のネオジャポニスム風。横尾忠則のポスター風なところがあって非常におもしろい。カラーの色もなかなか強烈だし、コラージュはおもしろいけれどもそれが、最後までいっていない。ちょっと弱い。最後の方で普通の写真集ぽくなるという感じがするんですけれども、ただ切り口が明確である、狙いが明確だという点で全体としてかなりはっきりしたメッセージがでているという点を評価したいと思います。

                                    写真新世紀Vol.15 2001 July より


「流れゆく日々」2000

写真新世紀 第22回 佳作受賞作品

:南条史生

南条「すごくうまい作品です。しかし多くの人が知っているような既視感というのか、常にやりつくされたようなスタイルに感じてしまうところが弱いですね。でも正当な仕事として評価します。ここから先、次のステップに入っていくことが重要で、これで留まってはいけない。先人を超えて行くという事を考えてこれをでていく必要があるのではないかと思います。

                                   写真新世紀Vol.14 2000 Dec. より


「石榴」2000


「ラブパック」1999

写真新世紀 第20回 佳作受賞作品

:長野重一 南条史生

長野:「不思議な空間が時々でてきて、とても面白い。しかし、全体としてもはバラバラです。横位置の写真が面白い。縦位置の写真は、妙に説明的になってしまう。」

南条:「完成度が高い。白黒一本で自分の中の視点の広がり、視野の広がり、物の見方の広がりを築いてきた。そこには、すごくノスタルジックなものが感じられる。」

                                 写真新世紀Vol.12 2000 January  より


「ノイズ」1999

写真新世紀 第19回 佳作受賞作品 

:サラ・ムーン 荒木経惟

サラ:「たいへん素晴らしい作品。クラシカルな表現だとは思いますが、被写体の選び方、着眼点等、力強いコンセプトと強固なアイディアを持っていて、見てるうちにどんどん引き込まれていくものを秘めています。」

荒木:「ストレートの強さがある。おもしろい。被写体に友情をぶつけてるとか、闇をぶつけているとか光をぶつけてるとか、今は少ないじゃない?」

                                     写真新世紀Vol.11 1999 July より